ケミレスタウンプロジェクト
みなさん、「ケミレスタウンプロジェクト」って知っていますか?
あまりなじみのない言葉ですね。千葉大学が中心になって、行っているプロジェクトです。
新築の建物の中で建材から揮発する化学物質などに反応し、頭痛やめまいなどを生じる
「シックハウス症候群」に対して、一番最先端の取り組みをしているプロジェクトです。
ケミレスタウンプロジェクトでは、シックハウスを疑われる子どもの患者さまとそのご家族を対象に、
化学物質を低減した「居住施設群」を
千葉大学環境健康フィールド科セミナー(千葉県柏市)内に建設しています。
そして、患者さまとその後家族が実際に数週間から数ヶ月住み、症状改善を実証し、
今後の生活環境の指針を得ることを目的とした実証実験を行うためです。
実験結果は、今後開発される千葉県東葛地域の新しい街づくりに生かされます。
シックハウス症候群と人の健康に関わる大事な取り組みです。
多くのメディアに注目されるなか、今実験実証棟が着々と建てられています。
※詳しくはコチラ ⇒ 千葉大学環境健康都市園芸フィールド科学教育研究センター
法律を守っても、シックハウス症候群が発祥してしまう現実を見据え、
国としての取り組みがはじまっていることはとっても大切なことです。