布おむつとSDGs
こんにちは。野田です。
ジメジメと蒸し暑い日が続いてますね。
7ヶ月の娘はもう肌着1枚とおむつで過ごしています。
今からこうだと真夏はどうなるのかな?と思いますね。笑
今日はそんな毎日使うおむつのお話を。
1人の赤ちゃんがオギャーと生まれてからおむつを卒業するまでの間に
何枚おむつを使っているかご存知ですか?
1⇨約2000枚
2⇨約5000枚
3⇨約1万枚
…
答えは
3⇨約1万枚だそうです。
ひとりで1万枚も!!と驚いたと同時に世のお父さんお母さんおむつ替えご苦労様です。
自分もそれくらいおむつを替えてもらって育ったのかと思うと両親に感謝ですね。
おむつの生産量も調べてみました。
一般社団法人日本衛生材料工業連合会の集計によると2019年度は約142億枚。
多い年で2015年の約159億枚。10年前の2011年の約87億枚に対して約1.82倍生産量が増えていますね。
やはりゴミの行方が気になります。
水分を含むおむつの焼却は焼却炉の温度をさげてしまい、燃えやすくするために助燃剤を使うのでコストがかかっているそうです。また二酸化炭素やマイクロプラスチックの問題もあります。”紙”おむつといいますが素材の半分以上は高吸収性ポリマーなどのプラスチックです。
長々と前置きを書きましたが、毎日使うものなので出来る限り娘には繰り返し使える布おむつを使ってみよう!と思い使っているところです。
ですが『紙おむつが悪!』とは思っておらず、
それぞれのメリットをうまく使っていけたらなと思っています。
紙おむつが当たり前の今でも布おむつの良さが見直されています。
・おむつかぶれがしなくなった
・一度買ったら繰り返し使えるので経済的(紙おむつの10分の1程度)
・ゴミの量の削減
・デザインが豊富で服を選ぶ感覚で楽しい
・おむつ特有の嫌なにおいがない
・親子でコミュニケーションが図れる
・おしっこやうんちをする前に分かる
など様々なメリットがあり今でも使っている方は少なくはありません。
けど布おむつって洗濯大変そう・・・と始めるまで思っていましたが
バケツにポンっとつけ置きしたものを洗濯機で洗うのみなので苦じゃないです。
個人的には紙おむつを安い日を狙って買いに行ったりゴミ出しの日にすごい量のおむつが出ることの方がストレスでした。。。
あと”紙おむつさっき替えたところなのにもうしてるー!”という場面でおむつが一枚20円〜30円することが頭によぎります。笑
吸収力抜群な紙おむつに頼りすぎて替える頻度が少なくなることもよく聞きます。
ですが冷えピタと同じ吸収ポリマーを使っているので小さな体を冷やしてしまいます。(布おむつでも早く替えてあげないと冷えますが。)
我が家は新生時期は1人目の慣れない育児のため100%紙おむつに頼り、
2〜3ヶ月になる頃に落ち着いてきたので1日1回を布おむつにすることからスタート。
7ヶ月の今は夜中の寝ているときと、遠出をするとき以外は布おむつになりました。
この写真はおむつカバーです。この中に輪おむつ(輪っかになった布)を折り畳んだものをつけて使っています。汚れた輪おむつを取り替えていく仕様です。
このカバーの素材はウールです。ウールって暑そう!と思っていたのですが通気性抜群で、水も弾くし乾くのも早い。オールシーズン使えます。ただおしっこの量が多いと漏れちゃうので防水タイプも併用しています。新生児期〜Lサイズくらいまでスナップボタンで調整できるものもあり一度買うと長く使えて便利です。
布おむつに限らずなんでも無理なく楽しく続けていけたらいいなと思っています^^
環境のために!100%布おむつじゃないとー!と追い詰めて眉間にしわ寄せておむつ替えてたら赤ちゃん怖くて嫌でしょうからね。
体調の悪い日は1日紙に頼る時もあれば、夜も布おむつにしようかななどその時の状況に合わせて楽しんでます。
物を買うときに捨てたゴミの行方まで考えることがSDGsの
【12.つくる責任 つかう責任】ですね。
これは本当に必要なのか?
家にあるもので代用できないか?
土に還るものか?
長く愛着を持って使えるものか?
を考えて購入する様にしています。
ゴミの日に出して収集され自分の目の前から見えなくなってしまうゴミですが
自分の家の庭にポイっと捨てたとして還るかな?と想像してみると身近に感じていいかもしれません。
庭にプラゴミがあると嫌じゃないですか?
だからプラじゃなくてガラスや木を。
衣食住、自然なものが心地よいですね。
次回、無垢のテーブルのセルフメンテナンスについて書く予定なのでまた見に来てください♩