在宅勤務をリフォームで快適に！仕事がはかどるテレワークルーム
注目されるテレワーク
テレワークとは、tele（遠隔）とwork（仕事）を組み合わせた言葉で、勤務先から離れた場所での働き方を意味しています。
テレワークの代表が、自宅で仕事をする在宅勤務です。
働き方が多様化されつつあり、さらに、2020年のコロナウイルスの感染拡大防止の動きから、テレワークの導入が増加している傾向があります。
在宅勤務を快適にするためには
テレワークルームを使用することで在宅勤務をより快適にすることができます。
ご自宅に設ける際は、リビングなどに設置するか、個室や半個室を新設するかによって、必要な工事が変わってきます。
プライベートな空間が欲しい、家族の気配も感じながら仕事をしたいなど、落ち着く環境は人によって異なるので、家の広さや、家族との距離感を考えながら、設置場所を決めましょう。
また、家事動線と重ならない場所に設置することで、ストレスが少なく生活しやすくなります。
テレワークルームで快適に過ごすためにはスペースや防音性など、重視したいバランスを考慮しながら素材を決めましょう。
仕切りを設置して、スペースを区切る
壁や間仕切りを設置することでテレワークルームを設置する場所と普段生活している空間を分けることができます。
そのため、エアコンの効率も上がり、光熱費対策にもなります。
間仕切りリフォームの費用
間仕切りリフォームの費用相場は、壁（約8〜25万円）ドア、ガラス戸（約15～20万円）パーテーション、パネル（約15～20万円）ロールスクリーン（約1～3万円）です。
機能性のある壁材に
テレワークルーム周辺の壁紙は、白、ベージュなどの落ち着いたもので集中力があがりやすくなります。
オンライン会議時に見られやすい背面は、部屋の一部の壁に目を引くような色や柄の壁紙でアクセントをつけることでおしゃれに仕上がります。
背面を隠したい場合は、ロールスクリーンを取り付けるのも良いでしょう。
また、室内の湿気・乾燥対策として、湿度の調整効果がある壁材にする、防音性を高めたい場合は、壁の内側に防音材を施工するのもよいでしょう。
窓の取り入れ
空間を仕切る場合は窓がとても重要になるため、自然光が室内に入るかをしっかり配慮していきましょう。
窓がない部屋の場合、間仕切りに室内窓を設置しておくと、隣の部屋からの光を取り入れられます。
窓をリフォームする場合は、既存の窓に内窓を設置して二重窓にすることで防音性能をあげることができ、同時に断熱効果も得やすく、集合住宅でも専有部と見なされて許可が下りるケースが多いです。
外窓・室内窓のリフォーム費用
窓のリフォーム費用相場は、内窓(二重窓)の増設（約8～15万円）、室内窓の設置（約10～20万円）、外窓の新設や交換（約5～30万円）です。
ワークスペースの活用法と費用目安
リビングの一角に
机を置くスペースがあるだけでワークスペースは完成します。
机は幅80㎝ほどでパソコンが一台置けるため、リビングの一角に作業スペースを確保でき、壁面に収納棚を付けることでコンパクトに仕上げることができます。
机や収納棚を設置する費用は大体10万円以内で行えます。
段差と間仕切り壁で、リビングと異なる空間づくり
リビングが広い場合は、間仕切り壁を設置しワークスペースを造るとよいでしょう。
高い間仕切り壁をつくると、ほぼ独立した書斎のようになって、集中力が上がりやすくなります。
圧迫感を感じる場合は室内窓をつけるなど、光と風を取り込みましょう。
また、床を一段上げたり、床材をカーペットにすることでリビングとの境目ができるため、お部屋のような印象にすることもできます。
費用目安は約30～50万円です。
階段下のデッドスペースを活用
物置になっていたスペースでも、高さがあるとワークスペースとしてリフォームが可能になります。
費用目安は20～35万円です。
玄関土間とつながるワークスペース
ワークスペースは仕事以外でも有効活用することができるため、DIYなどの趣味も楽しみたい方におすすめです。
仕事関係で来客が多い方は、プライベートな空間を通らずに土間で商談を済ませることも可能になります。
費用目安15～45万円です。
まとめ
ワークルームのリフォームはどんなプランが最適か、業者と相談をしながら理想の空間にしていきましょう。
リフォームする際は、なるべく一度にリフォームしてしまうほうが、手間や負担が少なく済みます。
後から少しずつ施工するとなると、業者の出張費や、職人の手間賃なども発生してしまい、割高になる可能性が高いので気を付けましょう。
どんなプランがよいか、希望の工事をすべて行う場合、費用はどのくらいかなど、最初の打ち合わせの際に、質問してみるとよいでしょう。
人気の施工内容や、ご家庭に適した方法などもアドバイスしてもらえるでしょう。
