高性能でしかも環境・身体に優しい。木質繊維系断熱材”セルロースファイバー”
こんにちは、ゆいまーるClub の加藤です。
遂に梅雨が明けましたね! 明けたと思ったら猛暑の毎日が…。
皆さん、コロナ禍でマスク着用が当たり前になってますが、こまめに給水し熱中症には気をつけて行きましょう!
さて、本日は当社の家づくりには欠かせない材料の1つ、木質繊維系断熱材セルロースファイバー(デコスドライ)のお話を。
このセルロースファイバー(デコスドライ)はリサイクルした新聞紙から作られています。
私たちの家づくりの考え方…環境循環型住宅…に地上資源か?地下資源か?と言う問いがあります。
現代文明が急激に地下資源(化石燃料)を使用するようになってから、地球温暖化が促進され気候変動の影響が顕著に見られます。
このまま、私たち全人類が地下資源を使い続けると2030年には地球がもう1つ必要と言われています。(地下資源の枯渇)
私たちが造る自然素材、環境循環型住宅はその意味からもできるだけ地下由来の材料よりも地上由来の材料を使う所以になります。
ちなみにこのセルロースファイバー(デコスドライ)は断熱業界で日本で初めて「エコリーフ環境ラベル」を取得しました。
また、この断熱材が製造される段階において使用されるエネルギーは電気のみで、他の断熱材が必要とする熱(溶解、乾燥)、水(洗浄、冷却)などは一切使用しません。 そのため、他の断熱材に比べ圧倒的に製造時のエネルギー消費量が少なくなっています。 そのために、セルロースファイバー(デコスドライ)は日本で最もCO2排出量の少ない断熱材です。(地球温暖化防止に貢献)
断熱性能も等級レベルは最高レベルで申し分ありませんが、もう一つの特徴に吸放湿特性があります。 その調湿性の優れたセルロースファイバー(デコスドライ)を建物駆体の壁体内に充填することにより、室内の湿度が高い時には湿気を吸い、乾燥した時には水分を放出する機能も持った断熱材であり、私たちが内装仕上げ材で使用する珪藻土と同じ特性から、当社が提供する住まいの壁は断熱材のセルロースファイバーと仕上げ材の珪藻土が実に都合良く調和する「呼吸する壁」となっている訳です。
気候的に高温多湿の日本の家づくりでは、夏を旨とする家づくりを心掛けろと言う言葉があります。
そう言う意味でもこの木質繊維系断熱材セルロースファイバー(デコスドライ)は私たちが住む環境にとても相応しい材料です。
もちろん自然素材なので身体にも優しいです。
このように壁、天井に隙間なくパンパンに詰め込んでいます。
建てたら見えなくなってしまう断熱材にも私たちはこだわりを持っています。