大事な素材のおはなし(自然素材の室内塗料編)
皆さんこんにちはゆいまーるClubの加藤です。
本日も当社が大事にしている素材のお話しをしたいと思います。
本日は自然素材の室内塗料について。
室内塗料には【石油由来のペンキ、ウレタンなど合成樹脂を含んだもの】と、【亜麻仁油のように自然系由来の材料を主成分とした自然系】に分類されます。
当社がスタンダードとして使用している室内塗料材は環境健康の制限が厳しいドイツ国のリボス社の塗料を使用しています。
リボス社の製品はヨーロッパの安全規格
DIN EN71 Part3(玩具の安全性)に適合しているため、子供が舐めたり万が一飲み込んでも安全な玩具の塗料として使用されています。
主成分が亜麻仁油で木部への浸透性が高く、木が持つ本来の調湿性を妨げないので木部の状態をいつも健康な状態に保ちます。
一方、溶剤系のペンキやウレタンを木部に使用すると表面に樹脂の塗膜が張られ呼吸が遮られるばかりか木部自体の湿気を放出することができなくなり、経年することでヒビや剥がれに繋がります。ヒビや剥がれが発生するとその隙間から水や湿気を吸い込み、浸水した水分は強固な塗膜が原因で多湿状態となりカビや腐朽菌の温床となり腐りやすくなります。
リボス社の塗料は世界中で認められる100%完全成分明示で、無農薬・有機栽培で食品グレードの亜麻仁油が主成分なので人の健康を最優先した塗料となります。
皆さま、いかがでしょうか?
塗料でも主成分が何であるかによって木部の耐久性や人の健康に大きな影響を与えます。
今回のブログが参考になり、ご興味を持ちましたら是非当社までご連絡ください。
東大阪市玉串町西の現場の内見をご案内致します。