住環境の電磁波対策
皆さんこんにちは、ゆいまーるClubの加藤です。
本日も当社が家づくりで大切にしている素材・工法についてお話しをしたいと思います。
皆さんは電磁波と聞いてどのような印象を持たれるでしょうか?
住環境における電磁波に関してドイツにはバウビオロギー(建築生物学)という概念があり、「住まいの4つの環境要素」の1つとして電磁波を挙げ寝室に限定した規定を設けています。一方日本国内においては、まだ現実的な規制値はありません。
(※バウビオロギーの4つの環境要素:空気、湿気、熱環境、電磁波)
日本経済は戦後の復興において大量の住宅を建ててきました。さらに家電大国と言う俗称もあるように電気の使用量はこの50年で10倍になりました。もう少し詳しくお話しすると40年前に比べ家庭の分電盤の回路数は約4倍、コンセントの数は約3倍、屋内配線の量は約6倍、照明の数は約2.5倍と増えています。
電磁波測定器で屋内配線の通っている電磁波の対策がされていない壁面や床面を測定すると電場は100〜300V/mを示します。
先ほどドイツでの規制値についてお話ししましたが世界基準で最も厳しいとされているスウェーデンでの電場は25V/m(ボルトパーメーター)以下と定められています。25V/m以上の電場を人体が受け続けると自律神経や皮膚表面に大きな影響を及ぼす事になり、その結果ひどい疲れや倦怠感、記憶の減退などが起こり、電気的生体反応サイクルにはまってしまい、血流が悪くなります。この電場はアースをする事で解決します。
また、2mG(ミリガウス)以上の磁場も人体に及ぼす影響が大きく遺伝子損傷や内臓疾患および発がんの可能性があります。
この磁場の影響は距離を取る事で解決します。
国外ではこの電場、磁場に対し規制があるのに国内では全く規制がない。産業重視の国策が浮き彫りになります。
少しハショリましたが、私たちの家づくりに於いて人の健康は最も大切な考え方で、ドイツのバウビオロギーに近い考えがあります。
下記写真は中古マンションで測定した値です。
118V/mとスウェーデン基準の25V/mをはるかに上回る数値となりました。
電磁波対策としてオールアースパウダー入りの珪藻土で施工した後が下記の写真です。
わずか15V/mとなりました。基準値より下回りました。
極力電磁波の影響を抑えた住宅を私たちはオールアース住宅と呼びますが、もしこの記事を読みオールアース住宅について興味を持ちましたら是非当社までご連絡ください。または資料請求でお読みいただける「電磁波対策ガイドブック」などをご参照ください。
東大阪市玉串町西の現場にてオールアース住宅を体験することができます。
●電磁波/オールアースについての過去のブログ
・快眠リフォーム
・子どもと電磁波のはなし
・電磁波対策”オールアース住宅”の勉強会がありました
・植物とパソコンの電磁波対策