blogブログ

猿も木から落ちまくる!!~住宅のプロが自宅づくりでやってしまったミスをお話します~

こんにちは。ライフスタイルプロデューサーの田邉です。

 

しばらくブログをお休みしてしまいましたが、この企画を準備しておりました。

 

猿も木から落ちまくる!!~住宅のプロが自宅づくりでやってしまったミスをお話します~

 

ということで、私自身が家づくりでやらかしたミスを、包み隠さずお話しようと思います。

 

皆さんの何かのお役に立てていただければと思います。

 

プロが失敗する!

 

これは私だけじゃないと思います。

 

日本中の住宅マンが絶対に一つや二つは「失敗した」と思っていることがあるはずです。

 

というわけで、私が家を建てた15年前に時を戻したいと思います。

 

 

当時私は結婚して6.7年経っていて、上の子供が小学校に上がるころで下の子はまだ2歳くらいだったと思います。

 

実はこの頃、住宅業界から離れているタイミングでした。(人生いろいろあります・・・)

 

奥さんの実家近くで賃貸住まいをしていたのですが、周りは古い住宅地でなかなか分譲地が出てくるエリアではありませんでした。

 

場所はとても気に入っている地域でしたので、漠然と「いつかはこの辺で家を建てたいな」って感じでした。

 

ですがその日は急にやってきます。

 

仕事から帰ると、奥さんが1枚のチラシを見せてきました。

 

見ると近所で3区画の分譲をするというチラシでした。

 

まがりなりにも大学を出て10年ほど、ハウスメーカーと不動産で経験を積んできましたので、さすがにその物件の善し悪しは判断できました。

 

結論を言うと、すこし高いけれどとても良い物件で、恐らくしばらくは出てこないだろうという見立てをしました。

 

これについては失敗どころか、自画自賛するくらいに見事な見立てでした。

 

事実近隣では7.8年新しく分譲地は出来ませんでしたし、その時には価格が400万くらい高くなっていました。

 

 

というわけで私たち夫婦は真剣に購入を考えるようになりました。

 

3区画ありますのでまずはどこにしようかというところからスタートです。

 

現地の状況はざっくりとこんな感じです。

 

 

結果として私は『B』を選択するのですが、この判断は間違ってなかったと思います。

 

目の前は公園で毎日子供が遊べる

南側が青空駐車場と大きな家なので、日当たりが良すぎる

東にほぼ森というくらいのお寺さんがあり、自然豊か

最寄り駅まで7分

高速のICまで信号2個

大きなイオン(のちにモール化)まで8分

それでいてめちゃめちゃ静か

小学校まで5分

中学校は10分

 

当時はとても羨ましがられたものです。

 

土地の価格としては、Bを100とするとAは120Cは140という値付けでした。

 

一番安いからというのが理由かというとそうではなくて、『建築条件を外す』ことが大前提だったため一番安い宅地を選ばざるを得なかったというのが正直なところです。

 

ご存じの方が多いと思いますが、大体の場合分譲地には『建築条件』というのが付いています。

 

簡単に言うと、その土地を買うと「売主の指定する建築会社でしか建てられない」という縛りです。

 

当時の私は(今もおなじですが・・・)どこの誰かわからない工務店に建てられるのは考えられませんでした。

 

全ての分譲地で通用するわけではないのですが、この『建築条件』を外してもらえることがあります。もちろんタダではありません。

 

多くの場合、正規の土地代金に300万円から500万円くらい上乗せすることで応じてくれる場合があります。

 

私の場合は、最終的に300万円で交渉成立となりました。

 

私がBの宅地を選んだのはそういう事情があったからです。

 

結果的に土地代金はAの宅地とほぼ同じになりました。

 

私はここで一つ目の失敗をすることになります・・・

 

 

少し長くなりましたので、続きは次回にしたいと思います。

 

よろしければ次回もお付き合いください。

この記事を書いたスタッフ

【ライフスタイルプロデューサー】 お客様の想いをカタチにする人 田邉 寛正 hiromasa_tanabe

宅地建物取引士/JSHI 公認ホームインスペクター/電磁波測定士/(自称)三級建築士

関連記事