部屋のイメージを変えたい時や、床が老朽化してきた時などに床を張り替えようとリフォームを考える方が多いと思います。

リフォームを行うとどのくらいの費用がかかるのか、DIY でもできるのか気になるところがあるのではないでしょうか。

今回は、床の張替えリフォームの費用やDIYで張り替えするのとリフォーム会社に依頼する違いやメリット、デメリットなどを紹介致します。

床を張り替えた時のリフォームの費用相場

リフォーム時にかかる費用は、床の面積やリフォーム方法で異なりますが、目安としては下記の通りです。

DIYの場合

6畳の和室からフローリングへリフォームする場合は、工具を一から揃えると2万円から5万円程かかり、工具はこだわるほど値段が上がります。

フローリング材や釘などの費用、2万5千円から12万円程と幅広く、フローリング材は材質によって価格差が広いので、合板フローリングと無垢材フローリングでは数倍の差があり、価格が変わっていきます。

リフォーム会社の場合

床の張り替えをリフォーム会社に依頼した場合、6畳のフローリングへの張り替えで9万円から19万円、重ね張りは6万円から16万円です。

クッションフロアへの張り替えで5万から10万円、重ね張りは4万から6万円です。

自分で床の張り替えをすると…？

DIYをすることで、人件費などの費用を抑えることができます。

リフォーム会社に依頼した場合と比べると、10万円程安くできることもあるそうです。

しかし、リフォームの中でも床を張替えるのは難易度がとても高く、綺麗に仕上げるのは至難の業と言えるでしょう。

費用のためだけならDIYはおすすめしない

日頃から、DIYが好きで物や家づくりを行っているなら問題ありませんが、費用を抑えたいだけの、床の張替えDIYはやめておきましょう。

古い床材を剥がす作業が必要となる場合、かなりの重労働となり、剥がせても下地が傷んでしまっていてどうにもならない事態だったというパターンもあります。

自分で床の張り替えをやってみたものの、途中で諦めて業者に依頼すると、最初から頼むよりも費用が高くついてしまうので、自分の実力に合わせて考えましょう。

リフォーム会社に依頼するメリット、デメリット

リフォーム会社のプロの技を使うことで、床材を隙間なく綺麗に張り、傷んでいる下地も補修することが可能になります。

DIYの場合、見た目は完璧でも歩いた時にギシギシと音が鳴るなど不具合が起きてしまうことがあります。

見た目と使い心地の両方で満足できるリフォームを行えるのがプロに頼む大きなメリットと言えるでしょう。

デメリットとしては、リフォーム会社に依頼することで床材の費用の他に、工事費、

人件費などがかかってしまうので、DIYに比べると費用がかかります。

床の張替え時期は？

床材の種類によって目安となる張替えの時期があります。

フローリングは15年から20年です。

ですが、はがれなどの目立つ傷やへこみがでてきた場合や、ギシギシとしたきしみや音が鳴る箇所がある場合、日焼けによる色あせが目立ってきた場合などは、張り替え時期より前であっても張り替えすることをおすすめします。

下地が劣化してしまうと、大掛かりな工事になってしまい費用も高くなる可能性があるため、定期的にメンテナンスを行うのが良いでしょう。

床の状態が少しでも気になるようでしたら、業者に現地調査をしてもらうなど、適切なリフォーム方法を提案してもらいましょう。

床リフォームの「張り替え」と「重ね張り」の特徴

床のリフォームは、新らしく張り替える「張り替え」と、今ある床材の上に新しいフローリングを重ねる「重ね張り」の2つの方法があります。

重ね張りのほうが比較的に値段が安くなりますが、どちらが良いかは、床材の種類や下地の状態で変わります。

張り替え

既存の床材を全てなくしてから、新しい床材を張り直すのが張り替えです。

重ね張りに比べると、材料費や手間がかかるので、費用が高くなりますが、下地の状態を確認できるメリットがあります。

張り替えは、クッションフロアをフローリングに変更したい場合や、和室から洋室にリフォームしたい場合など、床材自体を変えたい時に適してます。

張り替えから10年以上経っていたり、歩いた時に床の音が鳴る場合は、新らしく張り替える工事をするのがおすすめです。

重ね張り(上張り)

重ね張りは上張りとも呼ばれており、既存の床材の上に新しい床材を重ねて張るのが重ね張りです。

張り替えのように全て撤去する必要がないので廃材費もかからず、下地や既存の床が劣化していない時には、費用が抑えられるので手頃なリフォーム方法です。

重ね張り用のフローリング材もあるため、リフォーム会社に相談するのが良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

床を張り替えるリフォームでは、床材や張り方、新しい床材の内容で、費用が大きく異なります。

費用のためだけでDIYで張り替えようとしているのならば、技術を伴う作業になるためプロに任せた方が安心の仕上がりになるでしょう。

床の張り替えリフォームに興味を持っていただいた方はお気軽に当社ゆいまーるまでご相談ください。