電磁波が人体に与える影響は?すぐにできる電磁波対策
電化製品は私たちの生活を便利にしてくれますが、それらから発生する電磁波が身体に与える影響も心配です。
電磁波の正しい知識を身につけて、電磁波とうまく付き合っていく対策と予防をしましょう。
電磁波とは?
電磁波は空間の電場と磁場の変化によって作られる波のことを言います。
ある周波数の電磁波は人体への有害性が指摘されており、有害電磁波を浴びる頻度が高いほど身体により多くのダメージを与えます。
暮らしの中の電磁波
テレビや冷蔵庫の後ろの壁にホコリが溜まっているのを見たことがあると思いますが、これも電磁波の影響で電気が壁に帯電して静電気を起こし、空気中のホコリを吸い寄せているのです。
電化製品と同じように、私たちの身体もまた脳からの微弱な電気信号によって動いています。
電磁波はゆっくりと身体に影響を及ぼすため、人体の健康との因果関係が立証されているわけではありません。
しかし、電磁波は人体に影響があるものとして、基準や規制が設けられている国もあります。
電磁波は、「電場」と「磁場」の2種類に分けられており、電場は家電製品をコンセントに接続した時点で発生し、材質に関係なくどんなものにも伝播し帯電します。
磁場は、家電製品のスイッチを入れると発生し、身体の細胞レベルまで到達するといわれています。
それぞれ、電圧や電流の大きさに比例し、電場はアースを接続することで、磁場は一定の距離をとることで対策することができます。
電磁波対策・電化製品との適切な距離
私たちの現代の日常生活では、電子機器が必要不可欠となっており、電磁波から逃れることができないものとなっています。
そこで電磁波の影響と考えられる病気や疲労などの症状を予防するためにも対策が必要となってきます。
電磁波防御用品を利用するのもひとつの手段ですが、ここではすぐにできる電磁波対策を挙げてみました。
携帯電話(スマートフォン)の通話時はイヤフォンを使う
携帯電話で通話する際に耳に近づけて使用すると、脳腫瘍、首や背中の痛み、精子数の減少、発がん、高血圧、頭痛や疲労の症状が出るリスクがあると考えられています。
携帯電話は電話がかかってきた時に最も強い信号を発します。
通話をする時は、携帯電話を直接耳に当てて使用せずに、イヤフォンやスピーカーを使用して身体から離しましょう。
子供が携帯電話を使用するのを控えさせる
子供の脳は大人よりも小さいため、頭蓋骨から脳の中心部までの距離は短く、電磁波がより深くまで浸透します。
脳細胞への悪影響が考えられるので、過度に携帯電話を使用するのは控えましょう。
ただし、電磁波によって悪影響を受けた乳児や幼児の公的事例があるわけではありませんので、過度な使い方をしなければ電磁波による影響は問題無い程だと思われます。
電気毛布やホットカーペットの使用を控える
電気毛布やホットカーペットは直接身体に触れて使うものになるため、身体から距離をとることができない電化製品です。
使用する場合は電磁波対策することが望ましいです。
パソコンはアースして使用する
デスクトップパソコン本体からは30~40センチ離れると、磁場の影響はほとんどなくなります。
一方、電場の影響は強く受けるので、アースをすることをオススメします。
睡眠時に携帯電話を枕元など身体の近くに置かない
就寝時にスマホを枕元に置いて目覚ましのアラーム設定をしている方も多くいらっしゃるかと思います。
寝る直前までスマホを見ることができますし、アラームも使えて便利ではありますが、電磁波を発するスマホが長時間頭部の近くにあるのは良いとは言えません。
実際に就寝時に携帯電話を身体の側に置いておくと、身体の組織、睡眠障害、ストレスに関連性があることが指摘されています。
就寝時は携帯電話を近くに置かず、できるだけ離れた場所に置くようにしましょう。
携帯電話を充電して寝るという人も多いと思いますが、充電時の携帯電話の電磁波レベルは高くなっています。
そのため、充電している場所の近くでは寝ないようにしましょう。
家電製品から発生する電磁波に気を付ける
スマホの普及に伴いスマホからの電磁波が注目されていますが、私たちの身の周りにはスマホ以外にも電磁波を発している電子機器で溢れています。
電磁波が発生する機器としては電子レンジが有名ですが、その他にもIHクッキングヒーターや電気毛布、電気カーペット、パソコン、ドライヤーなどと多くの家電製品から電磁波が発生しています。
これらの製品は日常生活に必要なものなので、接触を断つのはほぼ不可能に等しいですが、気になる場合は使用していないものは電源を切るか片づけるなど、電磁波との接触の機会を可能な限り抑える心掛けが必要です。
まとめ
今回は身の回りにある家電製品の電磁波対策について解説しました。
ゆいまーるClubでは、電磁波をカットするオールアースの住まいづくりを行っています。